今年度も最後の参観となり、たくさんの保護者の皆様に来て頂き、楽しい参観日となりました。どのクラスも、お家の方と一緒にふれあい遊びや、制作遊びなどを楽しみ、みんなにこにこ笑顔でした。保護者会の後期総会の後、子育て講演会を行いました。今回は職員の絵画指導もお世話になっている蘆田　照代先生に、「子育てを楽しむ」という演題で講演をして頂きました。子どもが描いた絵画はたくさん褒めてあげること、また叱ってばかりでなく、具体的に褒めてあげることなど、今日から実践できることを教えて頂きました。たくさんの保護者の皆様に聞いていただき、本当に嬉しかったです。

保育園では給食の前や、お昼寝の前などに、絵本の読み聞かせをしています。この時間は、体を休めるだけでなく、心も落ち着かせる大切な時間となっています。子ども達はみんな、絵本が大好きですね。絵本を通して、言葉を覚えたり、思いを巡らせたり、教えてもらうこともたくさんあります。ご家庭でも子ども達と一緒に絵本を楽しむ時間を作ってくださいね。それは、きっと心もおだやかになり、優しい気持ちになれると思います。

この日が来るのが怖くって、ドキドキしていたお友だちもいた節分の日。当日はどのクラスも子ども達が制作した赤鬼、青鬼など、色とりどりの鬼の面をつけて、豆を持って準備万端。先生から節分のお話を聞いた後、心の中にいる弱虫鬼や、いじわる鬼を追い出そうと、豆まきが始まりました。「鬼は外！福は内！」と大きな声で言いながら、鬼に向かって紙で作った豆をまきました。今年の赤鬼さん、青鬼さんとも、とても強かったけれど、子ども達みんなで力をあわせて豆をまいたので、鬼さん達は逃げていきましたよ。病気に負けない強い身体、そして誰とでも仲良くできる優しい心が育ってほしいと願っています。また、給食では３，４，５歳児の子ども達はランチルームで手巻き寿司パーティーをしました。３歳児のお友だちは、５歳児のお兄さん、お姉さんに手伝ってもらいながら、楽しく自分で巻いて食べました。１０本程食べたお友だちもいてお腹もいっぱいになり、にこにこ笑顔のみんなでした。

３～５歳児の子ども達が、なかよしグループに分かれ、とても素敵な３つのお店やさんがオープンしました。おいしそうなお寿司やお弁当、チキンなどのお店、イチゴのケーキ、ミックスジュースやポテトのお店、そして素敵なネックレス、カバンや時計などのお店があり、子ども達の思いのこもった品物でいっぱいでした。乳児クラスの子ども達は、５歳児のお兄さん、お姉さんに手をつないでもらい、一緒に買い物をしました。

「何買う？これにする？」と、小さくなって話しかけている姿は、とてもほほえましかったですよ。

１月のお誕生会で、職員からのお楽しみの出し物は、「獅子舞」のお話でした。忙しい神様に代わって、皆の所に行き、体の中や、心の中にいる悪いものを追い出してくれるお話だったのですが、子ども達は、獅子が近づいた途端、「わあー」とびっくり！泣き出すお友だちもいて、大騒ぎになってしまいました。日本に昔から伝わる伝統文化を、これからもいろいろな形で子ども達に知らせていきたいと思います。

１月に入り、雪がたくさん降り、子ども達は大喜び！急いで雪遊びの服に着替え、さっそく広い広場に出て思いきり遊びました。深い雪の上に寝転んだり、座ったり、大きな山を作ったり・・・。雪合戦が、あちこちで始まっていたり。給食までの間、笑顔いっぱいで遊んでいた子ども達でした。乳児クラスの子ども達も、園庭に出て雪遊びを楽しみましたが、初めて雪遊びをしたお友だちもいて、あまりの冷たさにびっくり！でも、終わるころには、皆とても楽しそうでした。

毎年、子ども達が楽しみにしているお餅つき会。今年も、たくさんの保護者の方にお世話になり、にごやかに行うことができました。３，４、５歳児の子ども達は、お家の方や先生に手を添えてもらい、お餅つきをしました。杵が重くて、フラフラしてしまう子どももいましたが、みんな笑顔で、とても嬉しそうでした。また、２歳児の子ども達は、お餅を丸める体験もさせてもらいました。

「あったかいなー」「柔らかいな」と初めてつきたてのお餅を触った子どももいました。３歳児以上になると、さすがに慣れてきて、丸めるのも上手にできました。　給食では、きな粉餅にしてもらい、保護者の方と一緒に楽しく頂きました。